- 2011-01-14 (金) 18:11
- カテゴリ:市川市の問題
概要
まずは今回の廃止→廃止延期に至った問題の概要です。
市は2006年度から全国に先駆け、一定の条件の家庭の3人目以降の子どもの保育料を無料としている。兄姉が保育園にいなくても対象になる。
ところが、国が09年度から「3人以上の子どもが同時入園の場合は無料」とする制度を導入したのを受け、市は国の制度に移行することを決定。11月に市社会福祉審議会の答申を受けており、来年度から変更する。
「少子化対策の目玉」として、3人目以降の子どもの認可保育園の保育料を無料にする市独自の制度を来年度から取りやめて要件の厳しい国の制度に移行する ことを決め、保護者に通知していた市川市は28日、一転して移行時期を1年間延期することを決めた。保育料の値上げは予定通り実施する。
経緯
「市川市の第三子保育料無料化制度を守る会」より頂いた資料の経過報告です。
12月1日
保護者が入園申請のため保育課へ行った際に、口頭で第三子保育料無料化制度が国の制度へ移行する説明を受ける。
12月6日
保育課より「保護者への書類配布」、「保育園内掲示」により通知
12月13
市議会議員から市長への申し入れ
12月14日
市議会議員、保育問題協議会、保育園職員、保護者にて保育課へ質問
「市川市の第三子保育料無料化制度を守る会」団体立ち上げ
12月16日
再度市議会議員から市長への申し入れ
市長「条例でなかったことを知らなかった」
12月24日
市役所前にて市職員にチラシ配布
市議会各会派代表へチラシ、請願書郵送
12月28日
朝日新聞朝刊に記事掲載
12月29日
朝日新聞に1年延期の記事掲載
1月8日
保育料改定を考える集い
告知期間と制度廃止そのもの、今度の活動
今回問題となったのは、告知期間の短さと制度廃止そのものの二点です。
一年間延期されたことにより周知・告知期間の問題は回避されましたが、
今後、会では制度継続を目指して活動されるとの事です。
詳しくは市川市の第三子保育料無料化制度を守る会のブログまで